核放射線物理グループは、加速器核物理研究部応用核物理研究部 の2つの部門から構成され、 先端量子ビー
  ム科学研究センター
・AVFサイクロトロンからのイオンビームを用いて 原子核物理学の研究を行っています。

  旧所属であるCYRIC (Cycotron and Radioisotope Center)は、 三神峯キャンパスにある電子光理学研究セン
  ターと合流し、2024年4月から新センター RARIS (Research Center for Acclerator and Radioisotope
  Science)に改組しました。

  興味ある方の見学はいつでも歓迎です。
 
加速器核物理研究部
       
サイクロトロン加速器を利用して、原子核の新しい励起モードの探索やアルファクラスター構造、および未知原子核の構造、宇宙における元素生成、起源について研究を行なっています。
先端量子ビーム科学研究センター青葉山事業所の基幹設備である大小2台のサイクロトロン加速器の管理運転の責任部門として、共同利用の根幹業務を務めています。
国内でも有数の規模を誇る1億電子ボルトのAVFサイクロトロンの高性能化、および大強度ビームを得るためのイオン源開発研究を行っています。
応用核物理研究部
       
基本相互作用・対称性とその破れのメカニズムの解明を目指して 冷却不安定原子核フランシウムを用いた電気双極子モーメント(EDM)探索の実験研究を進めています。
フランシウムは加速器からの重イオンビームを用いた融合反応により生成し、 レーザーを用いた冷却・トラップ技術を駆使して、大強度レーザー冷却不安定原子生成工場を実現します。
EDMの精密探索により、標準模型を超える枠組みの候補:超対称性とその破れの機構を調べます。
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